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公的年金について   
公的年金制度が改正になったり、色々世間の問題になってる。
みんなは老後の事を考えた事ある?ところで公的年金の仕組みを知ってるかい?  

  
厚生年金

サラリーマンは給料明細を見ると天引きされてるの分かると思う。
会社に正社員として入っていると、イヤでも自動的に引かれてる。しかも結構高いよね。
だけど自分の給料から引かれてる金額と同額を、更に会社も支払っている。
つまり会社と個人が半分ずつ払ってるわけ。
だから給料天引きで2万円引かれてる人はホントは4万払ってるって事。(労使折半)ラッキーだね。

国民年金

20歳以上の国民はみんな入ることになってます。
サラリーマンとその妻は、給料から合わせて引かれてるのだ。

国民年金だけの人と厚生年金に入ってる人とでは、老後に受け取れる年金は全然違う。
だって払ってる額が違うから当たり前だけどね。 だから会社に勤めるなら、パートやバイトより正社員の方がいいって事。
給料の手取り金額だけを考えてはイカンよ。国民年金だけしか入ってない人は、老後をどうするか、考えておいた方がいい。

公的年金は自分のために積み立てているモノと言うより、今の高齢者が受け取ってる年金の為に私たちが支払いをしているわけだ。
そして、私たちが老後に受け取る年金はその時働いて、公的 年金を支払ってる若者から受け取ることになる。

しかし私達が老後を迎えたら、若者たちの人口は減ってる。少ない若者が沢山の老人の年金のために高いお金を払わなくてはならない。かわいそうな話だ。
また私達も、自分たちが支払ってきた金額より、受け取る金額の方が少なくなる可能性は高い。深刻な問題だ。そういうことが今、公的年金制度の諸問題が取りざたされる要因だ。

もしも、早く死んでしまったら今まで支払ってきた年金はどうなるかというと、遺族年金として遺族に支払われる。でも金額は少なくなる。子供の年齢によって違う。
何にしても、公的年金だけに頼るのは安心できない感じ。ゆとり有る老後を過ごすには自分自身でも努力した方がいい。(自助努力)
自分でいくら貯めておけば安心か、それも、ライフプランを立ててみると分かってくる。


個人年金の種類
上記にて、年金について公的年金だけに老後を頼るのは不安であることは話した。
そこで、自分でも貯金等をするわけだが(自助努力)、その為にもっとも適してるのは、個人年金という商品だ。
生命保険会社か、その他金融機関でも取り扱っている。
個人年金の種類についてまず大きく分けると、確定年金と終身年金の二つに分かれる。
 

確定年金

受け取る期間が決まってる。10年確定年金は受け取る期間が10年間ということ。
受取り始めて途中で死亡しても残りは遺族に支払われる。

終身年金

終身受け取れる。死んだら終了。ただし普通保証期間がある。
15年保証付き終身年金、などという。

単純にかんがえて、終身年金の方が高い。だって長生きしてもずっと受け取れるからね。でも長生きすれば永遠に受け取れるので、そうなればオトクということになる。
だけど、70歳代で死んでしまうなら確定年金の方が確実だから得なのだ。どっちが良いか解らない人は確定年金の方が無難かなぁ。(これは意見が分かれるので何とも言えないけれど)
それから、受取開始年齢も色々設定できる。60歳・65歳など。
また、前半で多めに受取り、後半で少なくなるタイプとか、保証期間が短いけど掛け金は安いとか、途中解約金は少ない代わりに掛け金が安いとか、ちょっぴり高いが死亡時の遺族の受取りが多いなど、色々あって、頭が混乱しそう。
受取金額は同じなのに掛け金が違うのはどこかで仕組みが違う。単純に掛け金が安いから得と考えるのは間違いだ。

さて、個人年金は何が良いかというと金利が良い。それと、税金が安くなる。だから得だ。
だけど、途中で解約するとソンするので、支払いが終了するまで払い続けられる掛け金を設定すればよい。余裕が出来たらもう一本入れば良いんだからサ。
個人年金は目的が老後なわけだから短期的な目的(学資金・マイホーム資金など)とは別のモノと考えよう。
短期目的の貯金でさえおぼつかないなら、個人年金は入りたくても後回しになるかもね。
公的年金との決定的な違いは、支払い途中に死んでも支払った分・又はそれ以上が遺族に返ってくる点。
また、確定年金なら、受取はじめた途中の死亡でも残りは遺族がもらえる。
つまり、自分の貯金に近い感じかな。老後は貧乏というのは結構辛い。
孫にあげる小遣いくらいは持ってる老人になりたいね。


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