死亡保障がある保険、これが保障型保険です。
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アカウント型保険(自由設計型保険) |
これは数年前に大手生保会社を中心に開発された商品で、現在では多くの保険会社が主力商品としてマス。ちなみに最初に作ったのは明治生命。
仕組みを簡単に説明すると、掛け金を積み立て部分に一端充当し、そこから必要な分だけの死亡保障や医療保障を買う、というイメージ。余ったお金は積み立て部分に残っていて、途中で引き出したり、または保障を買い増したり、途中で自由に設計を組み替えていいよ〜、という仕組みになってます。
といっても、払ったお金以上の保障を買うことは出来ないし、余るほど積み立て部分にお金を充当する余裕が無い人は、必要な保障を買えるだけの掛け金に設定することになるので、自由自在というイメージについては、???と思うこともあるな〜。でも、時代に合った保険じゃの〜と思います。仕組みの図解を見たい方は→こちら
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終身保険
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終身保険
終身保障がある。貯蓄性がある。何故なら人はいつか必ず死ぬからその保障額を保険会社は必ず支払う事になる。
だから積み立ててる。だから解約しても戻りがある。でも、払った額よりは普通少なくなる。
長期間(30年とか)掛けると、トントン位になったりする。年齢や各社商品によって多少違う。
払込期間が決まってるモノと、終身払い続けるモノがある。
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定期保険特約付終身保険
(定期付き終身)
終身保障に、掛け捨て満期保険(定期保険)がのっかてる。
これは、日本の生保会社が販売してる保険の代表選手。
定期保険の部分が満期になると支払いも満了して、保障は終身部分だけとなり保障額が下がる。
普通、65歳などに払込が満了して保障が下がるのものが多いので、それじゃ困るなぁという人は、見直しが必要。
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年金払い定期保険特約付き終身保険
(生活保障特約付終身保険)
定期付き終身保険と同じ様なものだが、死亡保険金を遺族が受け取るときに、一部分を年金に分けて(10年または15年間とか設定する)毎年受け取れるという仕組み。
受け取る側にとって運用や管理の手間が省けて、便利な保険。
アカウント型が出る前に、大手生保会社の主流商品だった時代があります。
仕組みとしては、年金払い定期保険・定期保険・終身保険、の3階建て。
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生存給付金付き終身保険
数年ごとにおこずかいのもらえる保険と、定期付き終身または終身の合体したもの。
保障が少なめでいい、若者や女性に人気がある。
貯蓄として利回りがいいわけではないが、貯金だとつい使い込んでしまう、という人にはこういう商品がイイと思う。
仕組みとしては、生存給付金付き保険・定期保険・終身保険の3階建てか、 生存給付金付き保険・終身保険の2階建て。保険会社によります。
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逓減定期保険付き終身保険
定期保険が年々減っていく保険。
ライフプランに基づけば、必要保障額は毎年下がっていくわけだから、最も理にかなった商品とも言える。
外資系生保は以前この商品をよく販売していた。
ただ、もし病気になったら、早く死なないと年々死亡保険金が下がるからそこが妙なかんじ。
この辺は個人の価値観で判断して下さい。
仕組みは、逓減定期保険・終身保険、の2階建て。
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定期保険の更新型と全期型 |
上記の終身保険にセットされている定期保険には更新型と全期型というタイプがある。これは掛け金の仕組みの違いによる分け方。
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更新型
日本の大手生保会社は主流商品としている。10年(または15年)毎に、掛け金が上がる仕組み。
言い換えれば初めの10年(または15年)の掛け金が安いということになる。
必要保障額は将来は下がって行くわけだし、時代のニーズで新商品が開発されるし、10年後には物価が変わってるだろうし、実際、保障型保険は殆どの人が見直しをするし、そういう訳で、掛け金が安い更新型の方がいい!!という発想。
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全期型
更新型に対して、掛け金が変わらないのが全期型。全期型の方が、最初掛け金が高めでもトータルすると安くなる。
掛け金が上がるなんて良くないという、日本の大手生保とは逆の発想で外資系はこっちをすすめてくる。
また、会社の経営者が入る経営者保険は、全期型の方がいい。社長は年を取っても、会社の規模が小さくなるわけではないので必要保障額は下がらないから。
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養老保険 |
養老保険
満期に受け取れる金額と死亡保障が同じ。満期は色々ある10〜30年が多い。満期が来たら死亡保障も消滅するからこれ1本しか入ってないのはちょっと不安。
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定期保険特約付養老保険
養老保険の上に、掛け捨ての保険(定期保険)がのっかてる。
養老だけでは保障が不十分だから、安い掛け捨ての保障をのっけたわけ。
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